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MOUNTAIN VIEW wood working・市川創士さんへの20問20答【突撃soko出店者インタビュー】

更新日:2021年7月23日


こんにちは。sokoブログ担当のふじこです。


market sokoの出店者さんにお店のことやプライベートのあれこれを根掘り葉掘り聞いていく1問1答シリーズ。


第6弾としてお話を伺ったのは、MOUNTAIN VIEW wood workingの市川創士(@mountain_view_ww) さん。2020年から愛知県豊田市にて、活動開始。常に自然と寄り添い、共存していく中から生まれたインスピレーションを大切に、「生きるための家具・道具」を手掛けるオーダーメイド家具工房です。





Q1:お店をはじめたきっかけは何でしょうか?


A1:父がデザイナー、祖父が大工の環境に生まれ育ったので、幼い頃から自然とクリエイティブな事に興味がありました。そこから家具職人になって、屋号を持つまでには紆余曲折あるのですが、自分の周りにたくさんのカッコいいデザイナーや木工職人など、クリエイティブなことに対して、熱量の高い人達がいたからかもしれません。



Q2:すごく素敵な環境で育ったのですね!


A2:単純に「自分も何者かになりたい!憧れのあの人達に近づきたい!」と思ったのが、きっかけだと思います。



Q3:何者かになりたいか~わかるなあ。周りに尊敬できる人が多いと、ちょっとした焦りもありますが、何より勇気づけられますよね。


A3:そうですね。良い刺激を受けながら、2020年の6月頃から始めて、やっと1年経ったところです。



Q4:1年経つのですね。お店を運営していて大変だったことはありますか?


A4:会社勤めで職人をやっていた頃は、とにかく家具をつくっていればよかったんですけど、独立するとその他の業務をやらなければならないので……その量が圧倒的に増えたことです笑。わかっていたつもりでしたが、現実を目の当たりにすると、想像以上に大変でした。



Q5:私もフリーランスなので、その気持ちはわかります……笑。market sokoの出店は2回目でしたっけ?


A5:2回目です!連名で出店している日野くんが、sokoさんを紹介してくれたのがきっかけでした。



Q6:そうだったんですね!sokoに出店してみて驚いたことや、印象に残ったエピソードはありますか?


A6:単純に、毎月やってるんだ!すごいなー!っていうのが最初の印象です。だからと言って内容が薄い訳ではなく、魅力的な出店者さんたちが毎月軒を連ねているので、とても印象に残っています。



Q7:比較的若い出店者さんが多いですし、ゆるい雰囲気ながらも、勢いがありますよね。


A7:アットホームな雰囲気が、とても心地良く感じています。



Q8:うんうん。ここからパーソナルな話をお伺いしますが、市川さんは休日に何をしていますか?


A8:最近釣りを始めたばかりなので、時間を見つけては釣りに出かけています!



Q9:釣り!いいですね~!アウトドアなイメージあります笑。好きな音楽は?


A9:最近はアンビエント系の音楽を聴くことが増えました。でも作業中は基本無音で、鳥や虫の鳴き声を聞いています。



Q10:鳥や虫の鳴き声を聴きながらの作業、かっこいいですね……!最近買ったものもお伺いしたいんですけど、やはり釣り関連ですか?


A10:うーん。最近ではないですが、ヴィンテージランタンを集めるのが好きで。レイルロードランタンと言って、古い鉄道用のランタンでアメリカで80年前くらいまで使用されていたものを購入しました。



Q11:初耳でした!ヴィンテージのもの好きなんですよね……。


A11:いいですよね!sokoさんにも什器としてぶら下げています!






Q12:ああ!あの素敵なランタン!私も気になってきちゃいました笑。では、好きな本は何でしょうか?


A12:最近『薪を焚く』という本を読んでいます。薪の本場・ノルウェーのノンフィクション小説です。



Q13:スローライフ的な哲学を感じる本ですね!今度読んでみます!好きな食べ物も教えてください。


A13:パスタがとにかく好きなんです。カロリー気にしなくていいなら毎日でもいいです笑。



Q14:そうなんですね!普段はご自宅で食べることが多いですか?


A14:住まいが山奥なので、外食はあまりできないんです笑。なので、自宅で家族と食べます。



Q15:家族で食卓を囲む生活、素敵だと思います!では、好きな映画は何でしょうか?


A15:『シェフ ~三つ星フードトラック始めました~』という映画が好きです。



Q16:え!私も好きです!


A16:本当ですか!同じ作品をあまり繰り返し見ることはないですが、これだけは定期的に見たくなるんですよね。



Q17:そうなんですね~いいですよね。私も今晩もう一度観ようかな。またお仕事の話に戻って、仕事をする上で大事にしていることを聞かせてください。


A17:自分は何がしたくて独り立ちしたのかを忘れないようにすることです。じゃないと、わざわざ苦労している意味がなくなってしまうから笑。



Q18:何がしたくて独り立ちしたのですか?


A18:色々ありますが、やっぱり一番は、自分の考えや世界観を製品としてアウトプットすることでしょうか。



Q19:自分の「好き」を存分に表現できるのは、個人の強みですよね。座右の銘はズバリなんでしょう?


A19:楽しいことへの探究心を忘れない、でしょうか。



Q20:カッコいい……私の今月の教訓にします!これからどんなことがしたいと考えていますか?


A20:僕は屋号の通り、自然に囲まれた場所に工房と住居があります。そして仕事、暮らし、遊びが数珠繋がりになっているのが理想なんです。なので、生まれ育った土地や人への感謝を忘れず、愛すべき故郷に根を張ったライフスタイルを発信していきたいと思っています。



ありがとうございました!(完)





【編集後記】

山里に生活拠点を移し、製作に励む市川さんの言葉からは、まるでしなやかな植物のようなやさしさと、芯のある強さを感じました。趣味と仕事をくっきりと区別するというよりも、その境界をなくして、ゆるやかにひたむきに取り組む姿勢を見習いたい……!ではでは、次回もお楽しみに。

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